カメラやレンズの他に、コンピュータの頭脳とも言われる「CPU」の保管に防湿庫をご使用いただいている、ニックネーム「K」様の防湿庫D-strageご使用事例を紹介させていただきます。

第15回は、2017年11月~2018年9月10日までにご応募いただいた方の中から選考させていただきました。

機種:DS-51C 容量50L

ご使用歴:2018年1月~

防湿庫に収納したカメラ レンズ CPU
防湿庫のスライド棚に整然と並んだCPU

収納物リスト

カメラ本体

  • Canon Canon EOS 40D

レンズ

  • Canon EF28-80mm F3.5-5.6 IV USM
  • TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC

その他(カメラ関連)

  • Canon BP-511A
  • Canon DG-580

その他(CPU)

  • Intel Xeon E7-8880 V4(ES) 12個

ペルチェ除湿ユニットの長所と短所

K様のコメント
本機の除湿機構に使われているペルチェ素子は、パソコンのCPU冷却用としても使われていたこともあり、「冷えすぎて結露しないように注意」という但し書きがあるほどでした。
その素子を使用して空気中に含まれている水分を除湿するということで、乾燥剤による除湿よりも効果が期待できることから、本機種に決定する理由のひとつとなりました。

防湿庫の除湿の仕組みは主に「乾燥剤方式」と「ペルチェ方式」の2つに分かれます。
防湿庫D-strage各機種の除湿方式は「ペルチェ方式」です。

ペルチェ方式除湿の詳細は下記ページにてご確認ください。

D-strage Webサイト 技術情報

ペルチェ方式の主な長所は下記の2点が挙げられます。

  • 除湿スピードが早い
  • 庫内の湿度が安定しやすい

上記の2点の長所に関しては「乾燥剤方式」との比較になります。
乾燥剤方式の場合、その仕組み上、乾燥剤に吸湿した水分を、放出する時間が必要です。
4時間または6時間程度のサイクルで、そのうち30分程度が乾燥剤の再生時間となります。
水分を吸った乾燥剤は、加熱することで水分を放出して、フレッシュな状態に戻ります。
乾燥剤の再生時間の間は庫内の除湿が行われていない状態になります。

一方、ペルチェ方式の場合は、常に除湿機能が働く状態になっています。
防湿庫D-strageは、設定した湿度より庫内の湿度が高ければ除湿運転を行い、庫内湿度が設定湿度まで下がれば除湿運転を停止する仕組みになっていますので、常時安定的な湿度管理が可能です。

ペルチェ方式の短所は下記の2点が挙げられます。

  • 電気代が高い
  • 耐久性が心配

電気代につきましては仮にDS-64M 容量60Lを例にすると、最大消費電力は8Wですが、設定湿度より庫内の湿度が低い場合は除湿運転は停止し、消費電力は0.2W程度になります。
1日のうち1/3程度、8時間※の除湿運転を行った場合で、1日の電気代は約1.7円です。(1kw/h = 26円計算)
※湿度の高い梅雨の時期などは頻繁に除湿運転を行いますが、湿度の低い時期はほとんど除湿運転を行いません。年間平均の目安が1日約8時間となります。

一方乾燥剤方式の場合、1日の電気代は0.6円程度です。(平均消費電力0.9W 1kw/h = 26円計算)

「ペルチェ方式」の場合「乾燥剤方式」と比較すると高く感じてしまいますが、1ヶ月の電気代の目安は僅か約50円程度です。(なお、「乾燥剤方式」の場合1ヶ月の電気代の目安は約18円です。)

また、ペルチェ方式の場合、耐久性を心配される方もいらっしゃいます。
防湿庫D-strageは2013年3月の発売から5年半が経過しました。
精密機器ですので「故障ゼロ」というわけににいきませんが、発売以来、多くの方に故障なくご使用いただいております。

コンピュータ関連パーツ(CPU)の保管

K様のコメント
なお、精密機器を保管する用途にも使えるので、カメラだけでなく家で使用しているサーバー用の予備のCPU(12個)を入れています。

防湿庫に収納するもので最も多いのは、カメラ、望遠鏡、双眼鏡など、特にカビに侵食されやすいレンズが付いている機器だと思いますが、防湿庫はスペースが空いていれば、カメラやレンズ以外の収納に使えて便利です。防湿庫は湿気が苦手な精密機器の保管に特に適しています。
今回ご紹介させていただいた「K」様の場合は、カメラ関連機器の他にCPUの保管にもご使用いただいております。

当ブログで紹介させていただいたご使用例では、下記のようなものの収納にもご使用いただいています。

防湿庫は、湿気やカビによる悪影響を防ぐ用途で、様々な物の保管にご使用いただけます。
今後もカメラやレンズの収納例はもちろん、それ以外の収納例もご紹介できればと考えております。

個人的にはカメラやレンズ等の精密機器以外の用途でしたら、食品専用防湿庫が欲しいです。
冷蔵庫に入れておくと取り出した時に結露してしまうので、粉ものや乾きものの収納には防湿庫がもってこいだと思うのです。
湿度を低くしておけばカビが生える可能性は低いとは思いますが、封を開けた海苔やスナック菓子と同じ防湿庫にカメラやレンズを収納するのはちょっと…。

「K」様にはDS-31Cアウトレット品を送らせていただきます。CPUやその他のPC用部品の保管にでもご使用いただければ幸いです。

第16回防湿庫使用例ご紹介予定

次回の発表は、2018年9月26~28日ごろを予定しております。第16回の応募締め切りは9月25日(火)です。

2017年11月以降にご応募いただいていて、まだ紹介させていただいていない方は、次回以降にご紹介させていただく場合がございますので、引き続き当ブログをチェックしてください。

第15回までにご応募いただいた方が所有されているカメラメーカーの割合は下記の通りです。

  • Canon 32%
  • Nikon 21%
  • PENTAX(RICOH)16%
  • OLYMPUS 11%
  • SONY 8%
  • FUJIFILM 6%
  • Panasonic 6%

引き続き、ご応募をお待ちしております。
防湿庫D-strageをご使用いただいている皆様、是非ご協力ください。